久しぶりの投稿です。
サボってました(笑) すみません。
今回は負の連鎖について書こうと思う。
俺はパチンコ依存症になってあらゆる負を経験し、負がまたさらなる負を引き起こすことを学んだ。
例えばこれ。
パチンコやめると決意→けど支払いにお金が足りない→すぐに現金、しかも数万円手に入れられるのはやっぱりパチンコだ!
→結果スリップ
多くのギャンブル依存所の人は経験してるんじゃないかな?(笑)
パチンコという大きな負(依存症の人にとっては)の周りにたくさんの負がこびりついている。
一番はお金がないという負。生きていくにはお金がかかる。そして支払期日が存在する。
もうやめたい!!に至るときは大負けしたときなので、当然期日まで払えない請求があり、手元に残っている少しのお金で増やすという選択しか残らなくなるんだよなー(笑)
健常者からしてみれば、払えなくなるまでやるなよ と思うかもしれないが、
そんなこと依存症の人たちはみんな分かっているよ。けど気づいたときにはやめられなくなっていて、お金がないのが当たり前なんだ。もう下に落ちるしかないんだ。確立された治療法がないから。
病名も病名で誰にも相談できないし。 独りぼっちさ。
気づいたときにやめられないのがこの病気の怖いとこだ。
お金だけじゃない。メンタル面でも相当やられる。これも大きな負だな。
ストレスMaxで必死に稼いだお金をパチンコに使って負ける。
もうね、何のために仕事してるか分からなくなる。何のために生きているかも。
普通の人なら稼いだお金を美味しいものや化粧品、友人との交友費とかに使う。
ストレスなんて溜まりようがない。むしろ圧倒的にプラスだ。
ギャンブル依存症の人は違う。さらにストレスを溜めていく。当然こんな生活をしていたら壊れるよね。そして働けなくなる。
そうなると無収入。けど高額な請求は消えない。 八方ふさがりだよな(笑)
克服もできないから自尊心はボロボロ これも負。
メンタルボロボロで誰にも会いたくなくなる これも負
書ききれないので省略するけど、まだまだたくさんの負があるよ。
負の連鎖でどんどん下に落ちる。
こういう負の連鎖が依存症を克服するのが難しい原因だと俺は考えている。
依存症って健常者からするとだらしないのイメージでしかないと思う。
実際に当事者にならないと理解は難しいと思うので、完全に理解してくれとは俺も思わない。
けどみんな必死に闘っているんだ。
「借金もあるし、妻子もいるけど今日も負けたぜ がっはっはっは!!」
なんて軽い気持ちで生活していない。
なんでやめられないんだ・・・
自分はクズだ・・・
もう生きてる意味がない・・・
こんな風に回復できるまでずーーーーと考えてしまう。
けど簡単にはやめられないんだ。回復しないんだ。生き地獄だよ。
俺でも8年かかった。
だらしないと思うのは勝手だけど、当の本人は治そうと必死なんだ。
好きでこんな病気になっていないよ。
これを読んでくれている読者さん、みんなで闘っていこうな!
GOOD LUCK